コロナも落ち着いてきたので、紅葉を見に京都へ行ってきました。京都の紅葉をのんびり見られるのは、外国人のいない、今を逃したら一生訪れないかも！？と思ったら、もう行くしか無いでしょ！！
京都についたら、まずは主人が行きたかった寺田屋へ。坂本龍馬が襲われたときの刀傷が残っていると言われる宿屋。特別竜馬に傾倒しているわけでは無いみたいだけど、やっぱり見ておきたいらしい。京都の観光地から離れているせいか、平日だったせいか、観光客はまばら。私はあまり興味がないので、「ふーん」て感じでした。
次は京都観光の定番、伏見稲荷大社。のんびり旅でも、ここは行きたかったところ。思っていた以上の鳥居の数にびっくり、圧倒されます。全周すると1時間程度かかりそうだったので、途中までにしました。修学旅行生がいたので混んでいる感じだったけど、いなくなったら、観光客も多いとは言えない程度。他の人が入りこまずに写真が撮れるくらいでした。私も40年前！！の修学旅行で行ったのかな～？記憶にない。そもそも高校生くらいに京都の良さがわかるのだろうか。もったいないな～。
次は伏見稲荷大社から歩いて東福寺光明院へ。のんびり座ってお庭を見ることができる素敵なお寺でした。あっちから、こっちから、2階からと色々な角度からお庭が見れて、しかも観光客も少なくて、ゆっくり時間を過ごせます。ここで既に京都を満喫できた！と、もう帰っても良いくらいでした。
2日めは、歩き回りましたよ～なんてったって、3万歩超え！
この日は土曜日だったので、観光客多め。紅葉の永観堂までそのまま歩けそうじゃん！と思ったけど、遠回りしたせいで、疲れちゃったので電車も使いつつ。やっぱり紅葉には少し早い感じだったけど、もみじ（かえで？）が多くきれいでした。
今は何時代だ？皆和服！
次に朝予約しておいた無鄰菴（むりんあん）へ。ここは山縣有朋の別荘庭園。広くは無いけれど、後ろの東山を借景にとても広く感じます。座ってお庭を観賞できて、時間がゆったり流れます。無鄰菴についての簡単な説明も受けることができます。おすすめです。
その後時間ギリギリの京都御所へ。最後の入場だったようで、ゆっくり歩いていたら係の人5人位が、私達のすぐ後ろを綱を持って付いてきていました。やはりそれなりに警備が厳重なのね。
滞在したホテルの前に、酢屋という坂本龍馬ゆかりのお店がありました。もともと材木屋さんで、現在は訳あって他の場所で営業しているらしいのですが、ここでは、木でできた小物を販売しています。2階に坂本龍馬が滞在していたということで、見学できるようになっています。テレビ取材は入れていないらしいです。店のお母さんが、その近辺の移り変わりの歴史や、坂本龍馬がその場所を選んだ理由など、レクチャーしてくれます。とても誇りを持っていることを感じます。
夜になって、高台寺と圓徳院のライトアップを見に行きました。道を隔てて並んでいるので、私達は圓徳院から高台寺との共通割引券を購入して拝観後、高台寺に向かいました。高台寺に行ってびっくり、チケットを買うための長い長い行列。私達はチケットを持っているので行列を横目に、す～っと入って行きました！気持ち良い！そのことを並んでいる人に教えてあげたかったけど、今も圓徳院が空いているかはわからなかったから言えなかった。でも、帰りがけも空いていたからやっぱりこの順番が正解だと思った。ライトアップも良いけど、日中のほうがもっときれいだったかも、とも思った。
最終日は嵐山。日曜日のせいか、電車はラッシュ並み。もう何年もこんなメチャ混みな電車は経験なかったな。嵐山でも皆と反対方向へ。普通の住宅街を歩いて宝筐院へ。小さなお寺だけど、ここも少し早い紅葉が綺麗でした。座ってゆっくりお庭を見ることもできます。
その後は竹林を抜け、渡月橋方面へ。メチャ混みの渡月橋を遠目で見て、ここは江ノ島か？お土産屋さんの通りも、人で埋め尽くされてる。あーあ、やっぱり有名観光地はどうしてもこうなるよね。これでも外国人観光客がいないだけマシなんだろうな。
あまりの混雑に負けて、新幹線を早めて帰ってきたのでした。
