「ニセ科学」の講座で騙される心理を学びました
消費生活相談員の業界団体で山本輝太郎氏の「ニセ科学」についての講座を受けました。
消費生活相談員をしていると、「何でこんなの信じちゃったの?」っていう相談がたくさんあります。どのような企業も、売上のためには多かれ少なかれ、色々な方法で消費者に購入してもらおうと知恵を絞っているのだとは思います。でもやりすぎて、消費者を騙すようなやり方は、ダメですよね。
今回の講座で、「デトックス」や「ブルーライトカット」など、惹かれるワードを科学的に解説してくれました。またなぜ騙されてしまうのかについても教えてもらいました。
毒素を排出するような意味で使われているが、毒素とは一体何を意味しているのか?どんな物質が排出されたらデトックスとなるのか?有害ミネラルと言われるヒ素、鉛、カドミウムなど?でも必要なものもある。
ブルーライトカット
ブルーライトとは?なぜ体に悪いのか?可視光線の内、波長の短いもの?ブルーライトを紫外線まで含めると、太陽光にもブルーライトは多く含まれる。しかしスマホから紫外線は出ない。故にブルーライトカットのフィルターは不要では?また、青光が良いとの話もある。
疑似科学 マイナスイオン、ホメオパシー、血液クレンジング、グルコサミン
↓ イチョウ葉
↓ ピップ
↓ βカロテン
↓ アニマルセラピー
理論を見抜くのは難しい。データは見抜きやすい。
審査された論文からのデータか?
症例報告などの記述研究、データに基づかない専門家の個人の意見 → 信用しにくい
メタ分析、ランダム化比較試験(RCT) → 信用できそう
医薬品 : 大規模RCT
トクホ : RCTによる自社試験(自社試験だが結構厳しい)
機能性表示食品 : RCT論文のレビューでOKなので、自社試験必要なし。簡単に取れるが、違うデータが出てきたら、すぐにひっくり返る可能性がある。
サプリや美容品 : ほぼ規制なく、科学的根拠は乏しい。
なぜ騙されるのか
グラフの印象 累積は必ず右上がりになる → 好印象
愛用者のコメント 気に入っている人なので良いことしか言わない
心の仕組みにより、ウソを見抜くのは難しい。他者の発言は本当と思う。
まとめ
「科学的根拠は、あるかないかではなく、強いか弱いか」とのこと。私もどこかの論文の抜粋みたいのがあると、それだけで信じるな~と思いました。その出処を確認しようなんて思わないし、疑っても調べないと思う。疑っていたら、手を出さないし。私達の気づかないところで、思い通りに誘導されているのだろうな、と思います。
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