ほどほど日和

何事もほどほどが一番落ち着いて好きです。自分の時間を大切にしたいと思っています。

PCの初期化をしました。今は簡単!

まだ3年目のPCの動作がちょっともっさりと感じたので、いろいろな対応はやってみたけれど、あまり変化がなかったので、初期化をしました。

今は回復オプションという名前で、個人用ファイルを保持できる設定があるので、スマホの機種変更をするくらいのハードルの高さだと感じました。

初期化に時間は結構かかったけれど、グーグルクロームとセキュリティーとメールソフトをダウンロードしたらあとはグーグルがほとんどすべてを覚えていてくれるので楽々です。データはクラウドに保存してあるし。

手こずったのはメールでした。初期化する前にいらないメールの整理とゴミ箱を空にしてあったのに、1つのアカウントだけ、たくさん戻ってきちゃって、必要なものと不要なものを仕分けしながら整理していくのに時間がかかってしまいました。この現象はアカウントの種類によるのかな、と思いますが、保存しておいた古いメールも整理できたから、返って良かったかもしれません。

 

PCの動きは結局あまり変わっていないような、微妙な感じです。あと1,2年したら新しいPCに買い替えるようです。そんなに持つかな?いきなり壊れないように気を付けたいと思います。

準確定申告は印刷用なら国税庁のサイトで入力できる

母名義の実家の土地を売却し、その年に母が亡くなったので準確定申告をしました。

普段の我が家の確定申告の要領で、国税庁の「確定申告書作成コーナー」でササッと作れば良いのかな、と思って探したけれど、準確定申告書は見当たらないし、そもそも今年令和5年の確定申告書も無い。

もしかして作れないのかな?と税務署に問い合わせたところ、「準確定申告書は作成コーナーでは作れないので手書きしてください」とのことでした。

仕方がないので、準確定申告の記入方法、土地を売却したときの記入方法等関係ありそうなところを読みまくって、電卓片手に記入しました。なんだかとても納付額が高額だったけど、例題と同じくらいだったから、こんなもんなのかな、と郵送で提出しました。

 

数日後、税務署から間違いがあるようだと連絡が来ました。あらら、とは思ったけれど想定内でもあったので、準確定申告の期限4ヶ月の1日前に税務署に出向きました。

税務署の人が持参した書類を元に入力してくれたら、納税額は半額くらいになりました。来てよかった。

でも母の年金の源泉徴収票がなかったので、その分は抜いて、譲渡所得の分のみの申告納税となりました。源泉徴収票を取り寄せて再度修正申告をしてください、とのことでした。修正申告はサイトから入力して印刷すれば良いそうなので、それなら簡単と思いました。

 

ネットで調べると、亡くなった人の年金の源泉徴収票は準確定申告用に、自動的に送られてくるとありました。あれ?届いていない。年金機構に問い合わせたら、まだできていないとのことでした。「既に準確定申告の4ヶ月が過ぎてしまい、これから日割りで延滞金がかかるんですけど」と伝えたけれど、まだいつできるかわからないと言われてしまいました。準確定申告の期限が4ヶ月なのに、それに必要な源泉徴収票が4ヶ月以内に届かないとは、制度としては崩壊しているのでは?と思ってしまいます。

ただ、母の年金は少ないので、追加の納付は不要かあるいはかなり少額と思えるので、それほど怒らなくても良いかな、とも思いましたが。

 

先日「速達」で源泉徴収票が届きました。年金事務所もこういう対応してくれるんだな、とちょっと驚きました。その代わり賠償はしませんよ、という意味なのかな?とも思いました。

 

税務署の人に年金部分を追加で入力して、確定申告書の1,2,3表と付表を提出してくださいと言われていたので、修正申告っぽいところから入力してみたら、申告書の1,2,3表は出てきませんでした。結局昨年令和4年分の確定申告書の印刷提出用のフォーマットに全て入力し直して印刷しました。

 

なんだ、準確定申告書もこれで良いみたい。問い合わせた時に、税務署の人はなんで教えてくれなかったのだろう。少し注意が必要だけど、自分で計算して手書きで記入するより何倍も簡単で正確。

よくわからない準確定申告に苦労したので、確定申告の書類作成コーナーで印刷用を利用して準確定申告の書類を提出するときの注意点を上げておきます。

 

1. まだ今年の確定申告書用のものがなくても前年用を使って大丈夫。

2. 名前や住所は被相続人のもの。もちろん生年月日も。これ大事です。

生年月日以外は記入しなくてもOK。後で手書きで大丈夫。

3. 印刷後、確定申告の年を書き直す。二重線で消して上に書けばOK。

4. 表題の「確定申告」の前に「準」を書き加える。

5. 1-3表の氏名の前に「被相続人」と書き加える。

6. 付表をつける。用紙はダウンロードできます。

 

これで自分で簡単に準確定申告ができます。

ネットで調べると、購入時の資料等を添付するみたいなことが書いてありますが、実際には添付不要です。問い合わせがあれば提出の必要があるかもしれませんが、一般庶民に対してそこまでしないんじゃないかな、と思います。

実際、私が税務署に出向いたときも、販売時の資料は持っていきましたが、購入時の資料は必要としていませんでした。ここの部分は、気になる人が多いのでは無いでしょうか。

 

複雑な内容では無い限り、税理士とかにお金を支払って依頼する必要は全くないと思います。私も準確定申告がサイトで入力できるとわかっていたら、そもそも呼び出されることはなかったと思います。

 

準確定申告も相続税も相続移転も専門家に依頼しなくても自分でできます。ぜひやってみてください。

老後に向けたマネープランの講座を受けて覚えておきたいこと

消費生活関連の講座「老後の向けたマネープランと資産形成」を受けました。

 

私はお得情報が好きで、FP2級も持っているので、特に目新しい情報はなかったのですが、参考になった情報を書いてみます。

 

1. 厚生年金を支払っている在職中に健康診断を受けておく。

2. 老齢年金より税金がかからない障害年金の方がお得。

3. 年金保険料を払っている間は、iDeCoも続けられる。

  でも出口戦略を考えておくこと。

 

このくらいですね。

NISAを利用して(利用しなくても)、ドルコスト平均法で、世界や米国株のインデックスの投資信託をノーロードで積み立てておけば、お金の心配は殆どいらなくなるんじゃないかな、と思います。

 

ネットの「誰でも簡単にすぐにスマホだけで稼げる」みたいなのにお金使って取られるくらいなら、ドルコスト平均法を利用してくださいね。

口座を開設したり、ファンドを選んだり、積み立ての設定をしたりと、自分で考えて行動しないとできないから、こういうことができない人が、簡単に稼げる案件に引っかかっちゃうんですよね。

こういう人がいるから、詐欺(的な)商売が繁盛するのでしょうけどね。自分は、引っかかりやすいかどうか、自分のことを理解することが一番大切な気がします。

 

「心理学から見たコミュニケーションの秘訣」の講座を受けました

消費生活相談員の研修で、「心理学から見たコミュニケーション(交渉)の秘訣」の講座がありました。言葉の選択次第で、受け取る方の印象が変わるのが興味深かったので、レビューします。

 

1. お困りごとを 心に響く言葉を使い相手に届ける

ここに自転車を放置しないでください

 → ここは自転車の捨て場です

チカンに注意

 → 住民の皆様のご協力でチカンを逮捕できました。ありがとうございました。

迷惑なタケノコ採り

 → マムシに注意 緊急連絡先:090-✕✕✕✕-0000

 

2. 好きなものでも それを言い過ぎたり、言われすぎたりすると他のものが欲しくなる。

 → 反対方向に選択を誘導することができる

 

3. 最後の情報に大きく左右される

 → 最後に良いことを言うと相手は気持ちが良い

 

4. YES誘導法 YESと4回言わせると 話の主導権を握れる

 

5. 選択肢限定法

いつ空いていますか? → 火曜、木曜、金曜のどの日が都合が良いですか?

いかがですか? → どちらがお好みですか?

 二者択一になる → NOと言わせない

募金に対して 1,000円、2,000円、5,000円、10,000円のうち、いくら寄付してもらえますか?

 

どれも ちょっと言葉や表現を変えているだけなのですが、受ける印象はかなり変わると思いました。機会があったら、自分でも使ってみようと思ったのですが、恐らく普段接している広告などには頻繁に使われていて、知らぬ間良いように誘導されているのだろうな、と怖くなりました。

 

こういった知識を持って、自分の判断が揺れないようにしたいな と思いました。

不要なアクセサリーを買い取ってもらった

母の遺品のアクセサリーをどうしようかと思い、とりあえずいくつかに分類してみました。

 

 そのまま使いたいもの

 リフォームして使いたいもの

 換金するもの

 処分するもの

 

上記の3番目、「換金するもの」を私の使わないアクセサリーと一緒に、初めての買取専門店へ持っていきました。2番めのリフォームして使いたいものも、どのくらいの価値があるか知りたかったので、一部持っていきました。

 

買取専門店は、高額なブランドバッグやアクセサリーを持ち込む人ばかりなのかな、と思っていたので、庶民的なものばかり持ち込むのは恥ずかしいのでは?と躊躇していました。でも使わないものを持っていても邪魔になるだけだし、捨てるのはやっぱりもったいないし、私がいなくなったら今度は子どもたちが困るので、終活の意味も込めて勇気を持って行ってきました。

 

地元のお店だったせいもあるかもしれませんが、別に笑われることはありませんでした。当たり前かもしれませんが。

 

所謂貴石以外の石は、ほとんど値段がつかないようでした。真珠もです。翡翠みたいな石や猫目石みたいな石のネックレスは買い取り不可でした。

でも留め金やジョイント部分の小さいものでも金だったら買い取ってもらえました。刻印がなかったり、不鮮明なものも買い取ってもらえたし、価値のなさそうな私が海外で作ってもらったリングたちも買い取ってもらえて、私としては大満足。

 

衣類や雑貨を売るときみたいに、がっかりな金額を予想していたので、予想が裏切られてびっくりでした。金が高騰していることもありますが、私の中でも金の価値が上がりました!

 

金より価値があると思っていたプラチナの評価が低いのは残念でした。でも切れた鎖や片方だけのイヤリング、シルバーも10金程度のものも買い取ってもらえました。チリツモで20万円以上の値が付きました。これで素敵なアクセサリーを購入したいな、なんて思っているところです。今度は使わない時計などを持っていこうかな、とすでに計画中です。金のコインペンダントももう使わないかな~なんて。

 

「ニセ科学」の講座で騙される心理を学びました

消費生活相談員の業界団体で山本輝太郎氏の「ニセ科学」についての講座を受けました。

 

消費生活相談員をしていると、「何でこんなの信じちゃったの?」っていう相談がたくさんあります。どのような企業も、売上のためには多かれ少なかれ、色々な方法で消費者に購入してもらおうと知恵を絞っているのだとは思います。でもやりすぎて、消費者を騙すようなやり方は、ダメですよね。

 

今回の講座で、「デトックス」や「ブルーライトカット」など、惹かれるワードを科学的に解説してくれました。またなぜ騙されてしまうのかについても教えてもらいました。

 

デトックス

毒素を排出するような意味で使われているが、毒素とは一体何を意味しているのか?どんな物質が排出されたらデトックスとなるのか?有害ミネラルと言われるヒ素、鉛、カドミウムなど?でも必要なものもある。

 

ブルーライトカット

ブルーライトとは?なぜ体に悪いのか?可視光線の内、波長の短いもの?ブルーライトを紫外線まで含めると、太陽光にもブルーライトは多く含まれる。しかしスマホから紫外線は出ない。故にブルーライトカットのフィルターは不要では?また、青光が良いとの話もある。

 

疑似科学  マイナスイオンホメオパシー血液クレンジング、グルコサミン

 ↓     イチョウ葉

 ↓     ピップ

 ↓     βカロテン

 ↓     アニマルセラピー

 科学   DHAEPA

 

理論を見抜くのは難しい。データは見抜きやすい。

審査された論文からのデータか? 

症例報告などの記述研究、データに基づかない専門家の個人の意見 → 信用しにくい

メタ分析、ランダム化比較試験(RCT)  → 信用できそう  

 

医薬品 : 大規模RCT

トクホ : RCTによる自社試験(自社試験だが結構厳しい)

機能性表示食品 : RCT論文のレビューでOKなので、自社試験必要なし。簡単に取れるが、違うデータが出てきたら、すぐにひっくり返る可能性がある。

サプリや美容品 : ほぼ規制なく、科学的根拠は乏しい。

 

なぜ騙されるのか

グラフの印象  累積は必ず右上がりになる → 好印象

愛用者のコメント 気に入っている人なので良いことしか言わない

心の仕組みにより、ウソを見抜くのは難しい。他者の発言は本当と思う。 

 

まとめ

「科学的根拠は、あるかないかではなく、強いか弱いか」とのこと。私もどこかの論文の抜粋みたいのがあると、それだけで信じるな~と思いました。その出処を確認しようなんて思わないし、疑っても調べないと思う。疑っていたら、手を出さないし。私達の気づかないところで、思い通りに誘導されているのだろうな、と思います。

 

詳しく知りたい場合は、下記サイトへ

疑似科学を科学的に考えるサイト

   

準確定申告をする

老人ホームに入居していた父が、生前家を売ることに同意しなかったので、空き家のまま数年が経っていました。そのまま放置だと、ご近所にも迷惑がかかるので、毎月1万円の管理サービスを利用し、電気代も基本料は支払っていました。もちろん、固定資産税もかかります。

 

父がなくなり、母に相続移転をし、更地にするために解体工事などをして、やっと売却できたと思ったら、母が亡くなってしまいました。母が存命でも、譲渡所得の確定申告は私がすることになったとは思いますが、今それを、準確定申告として資料を集めています。

 

一番の難関は取得価格です。土地をいくらで買ったかなんか、私は子供だったから全く知らないし、売買契約書やローンの契約書なんて見つからない!何もなければ販売価格の5%が取得価格となるので、めちゃくちゃ税金がかかりそう。

 

かろうじて債権額が記載された書面があったので、それを根拠に申請してみようと思っているけど、通してもらえるかしら?高級住宅街というわけじゃないから、弱い者いじめはしないと思いたい・・・。

 

あと、土地を分筆して販売したので、その辺の記載方法も税務署に尋ねてみないと先に進めない。今月中にはこの準確定申告を片付けて、次の相続関係の手続きに移りたい。父のときも思ったけど、人がこの世からいなくなるというのは、結構大変なことなんだな、と思う。晩年老人ホームで過ごしていたから、交友関係はあまりなくなっていたけど、色んなところに生きた証があるのよね。